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leaf2020年 3月のごあいさつ


  202003

 つい最近新しい年になったような気がしていましたが、あっという間に3月を迎えました。
 
新型ウィルスの影響で世の中思いがけない事態になり、一日も早く事態が回復して、平安になることを祈るばかりです。

 今年はアイルランドの最後の吟遊詩人と言われている、オカロラン(Turlough O'Carolan)の生誕350年です。今年はベートーベンの生誕250年でもありますが、ベートーベンよりも100年も前、オカロランはアイルランドでハープとともにパトロンの元を音楽を奏でながら旅をしていました。
 オカロランの曲はライアーでも演奏されることが多いので、名前だけは見たことある!という方もいらっしゃると思います。

 オカロランは当時ヨーロッパで大流行した「はしか」にかかり、一命をとりとめたものの後遺症で18歳の時に失明してしまいます。
 その後ハープ修行の奉公を3年した後に独立して、旅回りの吟遊詩人となります。持ち前の明るい性格と彼の奏でる美しいメロディのおかげで彼は当時のアイルランドの人気者になっていきます。
 彼が残したメロディは残っているだけでもおよそ、200曲も。オカロランはユーロ通貨統合される前のアイルランドの50ポンド札にハープを演奏している姿が描かれるほどです。

 私はドイツでライアーを弾き始めてから初めてオカロランのことを知りました。音楽初心者の私がライアーを弾き始めて、全然何もわからないまま、偶然に買ったアイリッシュハープCDにオカロランの曲が収録されていました。
 最初はきれいな曲だな〜と思いながらも、誰の曲なのかなど認識することができませんでしたが、
その後、別のCDでオカロランの曲にまた出会ったり、楽譜を見つけたり。そして、彼の生い立ちを書いた文章に出会ったときに(ドイツ語で書いてありましたが)その数奇な運命を知り、ますます彼のことが好きになりました。

 私が自主制作をした「ライアーのおくりもの」というCD1曲目はオカロランの「ブリジットクルーズ 4番」を収録しました。
 それはもう15年も前の事でしたが、当時「ハープとチターのサイト」というHPに音源を掲載していただきました。
こちらからお聞きいただくことが出来ると思います。
http://www.musical.jp/harp/snd/L1.htm

この曲は私の大切な原点となる曲で、この曲を弾くと、ライアーを弾き始めた頃の純粋でひたむきな自分を思い出します!
 
今年はオカロラン生誕350年!たくさんオカロランを弾きたいです